ゲイをカミングアウトしたイケメン韓国人俳優が自殺

俳優でモデルとしても活躍していた韓国人のキム・ジフ(Kim Ji-Hoo)さんが７日午前、自宅で死亡しているのが発見されました。死因は自殺とみられています。２３歳という若さでした。
最近韓国人タレントの自殺が相次いでおり、日本でもよくニュースで取り上げられています。
キム・ジフさんはファッションモデルとして活躍していて、ドラマにも出演していましたが、人気告白番組『カミングアウト』に仮名で出演し、ゲイであることをカミングアウトしたために、所属事務所から追放され、それが原因で、みるみる仕事が減り、細々と芸能活動を続けていました。
彼は自殺を遂げる直前、彼自身のブログに、「この世に来たのも風のように来た。この肉体を捨てるのも風のように消える。 秋の風が吹いて美しく染まった葉を落とすように、はかない風が吹いてすべてのものを空虚にするだろう」と死を暗示するようなメッセージを残していました。
自殺の原因は明らかになっていませんが、インターネット利用率世界１位と言われている韓国では、ネット上での匿名での書き込みによって悪口やうわさ話を広めるような誹謗中傷が絶えない状態になっており、ここ数年で多くの韓国人タレントがそういう悪質な書き込みが原因と思われる自殺を遂げています。キム・ジフさんについても、同性愛について中傷するコメントなどが多く書かれていたようです。韓国では国を挙げてそうした悪質な書き込みのないように、匿名で書き込みできないようにするために実名でのみ書き込み可能にするなど、対策を練っているところだそうです。
これ以上こういった悲しいニュースがないようになってほしいですね。
Kim Ji-hoo, a 23-year-old Korean actor, killed himself on October 6, 2008 in southern Seoul. Police found his body hanging at his home and believed the cause was his difficulty dealing with being a homosexual celebrity. According to reports, after Ji-hoo announced his sexual orientation, his management contract was not renewed and he was flooded with numerous hate messages.
On Friday, October 3, 2008, Korean actress Jang Chae-won killed herself in her bathroom and prior to that Ahn Jae-hwan and Choi Jin-sil were also found dead. There have been four suicides within one month.
Please no more…