Alien Abduction 15

Original
ジョンはすでに戻っていた。
2人だけになるとそれぞれの出来事をくらべた。実験はどちらもほとんど同じだった。
しかし、ジョンはケツを突つかれて勃起したけれども、イカされなかった。
人間の行動の中で射精にすごく興味があるのはどうやらあの大きなエイリアンだけのようだった。
モニターがふたたび機能しはじめたので、2人はしばらくそれで、地球上の面白くて不思議な場所の画像をいくつか見ていた。
1時間くらいしてから、長さ8センチ、直径5センチくらいの丸い器具が2人の前に突き出された。
エイリアンの1匹がそれを口に入れるような仕種をした。
それはチンポをしゃぶるような感じではあったが、ジョンが試してみることにした。
最初は何も起こらなかったが、一度しゃぶると、そこから液体のようなものが出てきた。
スープのような感じでおいしかった。めちゃくちゃ腹が減っていたので、ジョンはそれをもっとしゃぶった。
エイリアンは満足したようで、もう1つをデビッドに渡した。
ジョンが、大丈夫そうだというフリをしたので、デビッドもしゃぶってみることにした。
とうとう、2人はエイリアンに餌付けされているようなった!
2人は2つずつ食べ、2個目を食べ終わってもういらないというそぶりを見せると、エイリアンは残りを持って出ていった。
「あれは変なものだったな!、あんな風にしゃぶりながら食うものは初めてだ!」とジョンは言った。
「俺は自分のをしゃぶられたことがあるんだぜ、だから別に驚かなかったよ!
たくさんある舌でしゃぶるにはちょうどいいんじゃないかと思う。
歯が当たったことはないからって、ない訳じゃないかも知れんが、もしかしたらないのかもな、それだったら奴らは液体を食ってるのかもな。」
そのとき初めてデビッドはあの大きなエイリアンの行動の意味に結びつけて考えた。
そしてその可能性を否定できずに身震いした!
ジョンは気づいて「どうしたんだ。」とたずねた。
「ちょっと思いついたことがあるんだが、ゾッとするんだ!
俺達ここから逃げなきゃ!エイリアンにしゃぶられて搾り取られるなんてヤダ!もう時間がない!」
デビッドの頭の中に画像が浮かんだ、エイリアン達、自分、そしておそらく起きること。
デビッドはパニックになった。
ジョンが顔をビンタをして落ち着かせようとしているのをデビッドは感じた。
「大丈夫だよ、そんなことしないって!
奴らは俺達を研究したいだけなんだって!」
安心させようとしてジョンはデビッドを引き寄せて抱きしめると、デビッドが抱きついてくるのを感じた。
変な感じだった。
これまで裸の男を抱いたことはなかったが、こんな状況においては、それもいいような感じがした。
実際、よかった。
ジョンはデビッドをクッションの方に引き寄せて、ただ抱いていた、たった1人のもう1人の人間を。
ジョンはデビッドをエイリアンから守ってやらなければ、と思いはじめていた。
いい気分でもあった。
なんとかしてここを切り抜けなければ!

Dec 18, 2005 By wildestdreams Write a comment!